Image by: メルカリ
メルカリが、越境取引を通じて台湾に進出すると発表した。台湾在住のユーザーは、Web版メルカリを通じて日本で出品された商品を直接購入することが可能となる。
メルカリは、中期的な経営戦略としてさらなるグローバル展開を目指し、2019年に越境取引を開始。これまでに74社の越境EC事業者と連携し、約120の国や地域でユーザーを獲得してきた。また、今年8月にはUS版メルカリで日本の商品を購入できる新機能「Mercari × Japan」を開始するなど、グローバルにマーケットを展開している。
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台湾は、すでに越境取引が活発な市場であり、メルカリの越境取引で台湾は取引金額・取引件数ともに中国に次ぐ2位となっている。また、近年物価上昇が続いているなかで節約志向が高まりリユース品へのニーズが増加しているとともに、若年層を中心に環境意識の高まりからリユース品を選ぶ消費者が増えており、日本のリユースショップなども多く出店していることから進出を決めたという。
今回の展開により、これまでは海外のユーザーは越境ECの購入代行サービスサイトを通じてメルカリに出品している商品を購入してきたが、日本版メルカリで出品された商品を購入することが可能となる。台湾現地向けのコミュニーケーション強化のため繁体字名「美露可利」(読み方 メルカリ)を使用し、価格表示を台湾ドルにデフォルト設定する機能を提供するという。
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