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「ChatGPT」を展開するOpenAIが現地時間8月20日、コンデナスト(CONDÉ NAST)とのパートナーシップ締結を発表した。今後「VOGUE」や「GQ」、「WIRED」などコンデナストの出版物で扱うコンテンツが、OpenAI社のChatGPTや、「SearchGPT」のプロトタイプなどのAIツールに表示されるようになる。
ChatGPTは、2022年11月に公開された対話型AI。対話形式で質問に回答するサービスで、歴史や数学などの知識提供をはじめ、文章生成やテキストの要約や翻訳なども行える。現在試験段階のSearchGPTは、情報や信頼できるコンテンツソースをより速くより直感的に見つけるための新しい検索機能。同ツールではニュース記事への直接リンクを提供し、ユーザーがソースから直接、より詳細なコンテンツを簡単に探索できるという。将来的にSearchGPTの機能はChatGPTに統合される予定となっている。
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OpenAI社のCOOであるBrad Lightcapは今回のパートナーシップ締結に対し「私たちは、コンデナストや他のニュース出版社と協力し、AIがニュースの発見と配信においてより大きな役割を果たす際に、正確性や整合性、そして質の高い報道を維持できるよう尽力します」とコメントしている。
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