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ヴィクトリアズ・シークレット社(Victoria’s Secret & Co.)が、8月14日に開催した取締役会でヒラリー・スーパー(Hillary Super)氏をCEO兼取締役に任命した。同氏はマーティン・ウォーターズ(Martin Waters)氏の後任として、9月9日付で着任する。なお、9月8日までは現CFOのティモシー・ジョンソン(Timothy Johnson)氏が暫定CEOを務めるとともに、ウォーターズ氏は円滑な業務移行のため、アドバイザーとして8月31日まで同社に残るとしている。
ヒラリー・スーパーは、南カリフォルニア大学で文学士号を取得した後、「ゲス(GUESS)」、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(American Eagle Outfitters)、ギャップ(Gap Inc.)、アン・テイラー(Ann Taylor Inc.)といった小売企業で、マーチャンダイジングやオペレーターなどさまざまな職務を歴任。2018年には、アーバン・アウトフィッターズ(Urban Outfitters)傘下のアンソロポロジー・グループ(Anthropologie Group)CEOに就任し、ウィメンズアパレル&アクセサリー事業の立て直しを指揮するなど、30年近くにわたる小売分野での専門知識とリーダーシップの実績をもつ。直近では2023年6月から、リアーナ(Rihanna)が手掛けるランジェリーブランド「サヴェージ×フェンティ(Savage X Fenty)」のCEOを務めていた。
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同氏はCEO就任について「国内インティメートカテゴリーのマーケットリーダーであるヴィクトリアズ・シークレット社に参加できることを嬉しく思います。また、同社にはランジェリーブランドとしての強さだけでなくビューティー事業も保有しているなど、将来的な成長の機会が数多くあります。同社の文化的影響力や株主にとっての価値を拡大し、世界市場で圧倒的な地位を確立するために、取締役会および経営陣の皆さまと共に働くことを楽しみにしています」とコメントしている。
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