2024年、ブランド生誕30周年の「ナーズ（NARS）」が、新作リップ「NARS エクスプリシット リップスティック」（全28色、セット価格 5280円、リフィル 3520円、ケース 1760円）の発売に合わせ、俳優の志尊淳をフレンド オブ ナーズ（Friend of NARS）に起用した。これを記念し、志尊とNARS グローバル アーティストリー ディレクターのSada Ito、ブランドマネージャーの山中美樹がトークセッションを開催。ヴィジュアル撮影の舞台裏やリップの感想、30代に向けた思いなどを語った。

　新作リップは、リュクスなサテンフィニッシュで、鮮やかでピュアな発色とにじみにくくクリーミーなつけ心地が特徴。ローズヒップシードオイルとヒアルロン酸をブレンドしたリュクス コンフォート コンプレックスが、軽やかな使用感でうるおいを閉じ込めながら唇をケアする。リップ芯の先端をあらゆる唇の形状にフィットする形状にデザインし、リップラインを縁取り立体的な仕上がりを叶える。幅広いシェードの全28色展開で、ひと塗りで“表情を格上げ”する。伊勢丹新宿店、三越伊勢丹化粧品オンラインストア「ミーコ（meeco）」、イセタン ミラーのナーズ取扱店舗では8月14日から先行販売。8月23日から全国で発売する。

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　山中ブランドマネージャーは、「私たちナーズは、トレンドを追うのではなく性別や年齢、人種に捉われず、想像を超える美を引き出すことを目指しています。そしてこの度、30周年を祝うようなリップが誕生しました。挑戦的でハイセンス、洗練された気品を引き出す、ブランド史上“最高にぜいたく”なリップスティックとなりました。このリップのニュースを、世界でも限られた人数しかいないフレンド オブ ナーズに就任した志尊さんとともに盛り上げていきます。また、リップだけではなく、ブランド30周年の節目に志尊さんと発信していくメッセージが『TRUST YOURSELF』です。自分が信じる美しさを自分の手で掴み取る。そんなメッセージを伝えていきたいと思っています」と語った。

　シックかつセンシュアルなブラックのセットアップを着用して登壇した志尊は、「今日はトータルで僕が普段しないようなスタイルをナーズとともに作り上げました。“新たな自分”という感覚で、気持ちも表情も前向きにしていただきました」とコメント。フレンド オブ ナーズの就任について、「僕も来年30歳。ナーズの今年30周年という節目でご一緒できてとても嬉しいです。ブランドが誕生した30年前から強い信念を持ち、それを今なお貫いている姿勢がとてもかっこいいなと感じています。日本では僕が初めてのフレンド オブ ナーズということで緊張感もあります。ナーズの信念をしっかりと学んで、伝えていかなければなと、軽い気持ちで取り組んではならないという、背筋が伸びる思いですが、これから一緒に魅力を伝え広めていきたいと思います」と意気込みを語った。また、リップを使ったヴィジュアルでは、クールとエフォートレスの2つのテーマで撮影したことを明かした。「クールな印象のヴィジュアルで使っていただいた赤みが強いリップを最初見た時は、『僕が塗っても大丈夫かな？』と思ったんですが、使ってみると『僕ってこんな色も似合うんだ』と新鮮でした。普段使わない色だったり、ちょっとした変化だったり、リップを変えるだけでこんなに印象がガラッと変わるんだと体感させていただきましたね」と撮影を振り返った。

　志尊は、「30歳に向けた抱負3ヶ条」を聞かれると、「あまり迷わず、すぐに思いつきました」とコメント。1つ目は「概念」と回答。「僕は芸能生活13年になるのですが、仕事を始めた頃は誰かを真似したりして、『こうあるべきだ』って既成概念に捉われていたところがあるんです。でも、これからは自分自身が思うことにバイタリティを高く持って動いていきたい。こんなこともするんだって最初は意外に思われるかもしれないことでも、自分が信じてやりたいことは、気落ちを貫いて追求していきたいと思います」。2つ目には「グローバル」を挙げ、「最近は海外の素敵な作品を見て、こんなことにも挑戦したいと思うことが増えました。今までは自分からその気持ちを公言するのが少し気恥ずかしかったんです。でも今はSNSも普及して、世界への発信の仕方も幅広くなってきたと感じます。今回のナーズとのお仕事も、一緒に世界に向けて発信していくことだと思っているので、とても嬉しいです。今すぐに海外作品に参加するとか、そういうわけではないんですが、可能性の1つとして、気持ちの面でも言語の面でも準備していきたいです」と答えた。3つ目は「一度きり」。「これまで話したことの根本的なことでもあるんですが、人生は一度きりなので、好きなことを後悔しないようにやった方がいいですよね」と考えを述べた。また、最近では仕事とプライベートを両立させることでより高いパフォーマンスを発揮できるようになったという。「最近はお休み中にインプットする時間を楽しめています。ドキュメンタリーが好きで、ネットで調べながら海外の人や暮らし、食生活、文化などを知れるような作品をよく見ています」と明かした。

　さらに撮影やイベント時のリップの話に。Sadaが「志尊さんにお会いした時に、以前から拝見していたので『相変わらずかっこいいな』と思ったと同時に、昔よりも少し大人の雰囲気やクールな印象も感じたんです。なので、メイクでも今の志尊さんのムードを引き立てられるようなものを意識して、『803 BODY HEAT』のカラーをセレクトしました」と話すと、志尊は「自分では気がつききれていない要素や魅力を、Sadaさんのメイクによって引き出していただいたなって思うんです。撮影時と今日のリップは同じ色なんですが、なぜか少し違った印象も感じるんです。メイクやヘア、ファッションとの組み合わせで、同じ色でもいろんなスタイルが楽しめるんだなと驚きました」と語った。803 BODY HEATのカラーは、志尊の“推し色”だという。「先ほども話したように、つけてみて新しい自分になれた感じがしました。これをつけるだけで全体が締まるというか、『キマったな』って思いました」。

　志尊は最後に、「ナーズには、使う人に美の基準や思い込みから解放されて、自由にメイクを楽しんで欲しいという思いを強く感じます。そのメッセージを僕なりに解釈しながら、撮影では自分の正解を打ち破れというメッセージを、強く伝えたいと思って挑みました。僕自身もメイクでスタイルが変わる楽しさを体感しながら、終始楽しく撮影できました。これから公開される動画を通じて、皆さんがナーズの魅力を知って、メイクで“新しい自分に出会う”楽しさを知ってもらえたらなと思いますし、僕ができる表現を通じて、ナーズの魅力をもっと伝えていきたいです」と締め括った。

■ナーズ：公式サイト