Image by: TELMA
中島輝道が手掛ける「テルマ(TELMA)」が、日本ファッション・ウィーク推進機構が発足したサポートプログラム「NEXT BRAND AWARD」で2025年度のグランプリを受賞した。9月2日に開幕する東京ファッションウィーク「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/S」で初のランウェイショーを実施する。
中島輝道は、2010年にアントワープ王立芸術アカデミーを卒業。卒業コレクションで「Christine Mathys賞」と「Louis 賞」を歴代の卒業生および日本人学生として初めてダブル受賞し、アントワープ市内のセレクトショップ「Louis」のウィンドディスプレーを飾ったことをきっかけに、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」に入社。デザイナーのドリス ・ヴァン・ノッテンのアシスタントとしてウィメンズデザインを担当した後、日本的な物作りを学ぶために帰国して「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」に入社した。一枚の布から独自のシルエット表現と国内産地の素材開発を学び、2022年春夏シーズンに自身のブランドを立ち上げた。テルマでは、時代を超える美しさや産地の知恵、受け継がれる伝統技術から得た学びを活かし、今までにない服の表情や動きを表現するためオリジナルファブリックで製作したアイテムを展開している。
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受賞について中島は、「この度は、『JFW NEXT BRAND AWARD』を頂戴し、大変光栄に存じます。テルマはコロナ禍の逆境の中、いま一度洋服やものづくりの力を信じて立ち上げました。産地に受け継がれる知恵や伝統技術に学び、服作りに関わる人たちの直向きな姿勢や想いによって支えられています。この場を借りて、心より深く感謝申し上げます。これからも着る人の日常が、より豊かになるような洋服を目指して精進していきたいと思います」とコメントしている。
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中島輝道
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