「セルジオ ロッシ（Sergio Rossi）」のクリエイティブディレクターにポール・アンドリュー（Paul Andrew）が就任した。

　ポール・アンドリューはイギリス出身。2013年に自身の名前を冠したブランドを設立し、2014年の第11回「CFDA/ヴォーグファッション基金アワード」では、シューズデザイナーで初めてグランプリを獲得した。2016年には「フェラガモ（FERRAGAMO）」のウィメンズのフットウェアディレクターに就任し、翌年にウィメンズのクリエイティブディレクターに昇格。2019年から創立者のサルヴァトーレ・フェラガモ（Salvatore Ferragamo）以来初めてブランド全体のディレクションを担当し、2021年5月に同職を退任した。

　セルジオ ロッシはポール・アンドリューのデザインについて「大胆であると同時に実用的で、手作りの職人技と最新の素材や技術革新をバランスよく組み合わせている」と評価。就任についてポール・アンドリューは、「セルジオ ロッシは、そのルーツと伝統がイタリアのサヴォアフェールの永続的な力を物語る、世界的に有名な靴メーカーです。クリエイティブディレクターとしてセルジオ ロッシに加わることができることを、光栄に思い、嬉しく思っています。今日、ブランドの明るい新しいヴィジョンを提案するにあたり、独自の革新と高度な技術の精神をさらに発展させていきたいと思います」とコメントしている。