「ジバンシイ（GIVENCHY）」のフレグランスシリーズ「ランテルディ」から、神秘的でスリリングな香りの「ランテルディ オーデパルファム インテンス アブソリュ」（35〜80mL 税込1万3310〜2万350円）が9月6日に登場する。

　ランテルディは「禁断」を意味し、1957年にファッションデザイナーのユベール・ド・ジバンシィがオードリー・ヘプバーンに捧げた香りとして誕生した。2018年に「ランテルディ オードパルファム」として装いを新たに生まれ変わり、従来のしきたりや既成概念から自らを解き放ち、スリルを追い求める人々のための香りを発表してきた。

　今回登場する新作は、ランテルディシリーズのオーラを増幅させ、その個性に奥行きを持たせる濃厚なフレグランス。マスキュリンな香りのコンポジションが、うっとりするような余韻をもたらし、この変化がジェンダーや自己表現の境界までをも自由にし、型破りな“禁断のスリル”へと誘う。

　3人のマスターパフューマー、ドミニク・ロピオン、アン・フリッポ、ファニー・バルが、“禁断”のスリリングな香りに新たな衝動を与えた。シリーズに共通する、ホワイトフラワーの輝くようにエレガントでフェミニンな香りはそのままに、アロマティックに広がる爽やかなラベンダーとカルダモン、エネルギッシュなネロリのエッセンシャルからなるフレッシュフラワーノートが躍動感を増して高揚する。神秘的な余韻を残すアンダーグラウンドノートには、ベチバーとパチョリに加え、スモーキーなタバコ、ラブダナム、そしてアディクティブなラムアブソリュートがそれらの香りを引き立たせる。次第にそれぞれの香りの境界線は曖昧になり、すべてを燃やし尽くすような官能性が現れ、五感を魅了する濃密で魅惑的な香りの余韻を残す。

　ボトルは、ランテルディのオリジナルボトルの象徴的なシルエットを想起させるデザインでありながら、シリーズのこれまでのボトルを鋭い切り口でラジカルに描き直した。艶めくブラックラッカーに仕上げ、張り出したショルダー部分にスリムなエッジのカットを施すことでマスキュリンな官能美を表現した。

　広告フィルムは、英国出身の映画監督ジョー・ライトが手がけ、ランテルディシリーズのミューズを務める俳優のルーニー・マーラを起用した。これまで多くの俳優のドレスを手掛けてきたジバンシィと映画界との密接なつながりにちなみ、探偵小説のダークな美学にインスパイアされた映画撮影手法フィルム・ノワールのスタイルで撮影した。

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