アメリカ・ニューヨークに拠点を置く高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)」の親会社であるHBCが、同国の百貨店「ニーマン・マーカス(Neiman Marcus)」との買収契約を終結したと、複数の海外メディアが報じた。取引額は26億5000万ドル(約4280億円)。これに伴い、アマゾン(Amazon)が少数株主として出資する見通しだ。
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報道によると、両社は2023年夏頃から合併交渉を開始。コロナ禍以降の数年にわたる高級品消費の低迷に悩まされる中で、今回の合併が決まったという。合併後に立ち上げる新会社は「サックス・グローバル(Saks Global)」と名付けられ、取締役会での承認と共に正式に発表する予定となっている。
アマゾンは新会社の少数株主となり、技術と物流サービスを提供する予定。また、ビジネスソフトウェアを展開するセールスフォース(Salesforce)も同新会社への投資を検討しているという。
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