Image by: FASHIONSNAP
リシュモン(Richemont)グループが、同社傘下の「カルティエ(Cartier)」新CEOにルイ・フェルラ(Louis Ferla)氏を任命したことを7月2日に発表した。8年間CEOを務めたシリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)氏の後任として、9月1日付で着任する。
フランス国籍を持つフェルラ氏は、2001年にリシュモングループに入社しキャリアをスタート。「アルフレッド・ダンヒル(Alfred Dunhill)」で香港のエリアセールスマネージャー、台北のジェネラルマネージャーを務めた後、2006年にカルティエに入社した。中東、インド、アフリカなどでさまざまな上級管理職を歴任後に中国のCEOに就任し、2015年にはクライアント&ビジネス部門のインターナショナルディレクターとして執行委員会のメンバーに昇格。2017年からは、スイスの高級時計メーカー「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」のCEOを務めている。
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リシュモンCEOのニコラ・ボス(Nicolas Bos)氏は、「シリルによる8年間の大胆なリーダーシップのおかげで、カルティエはラグジュアリー界のお手本として新たな高みに到達することができた。また、ルイを後継者に指名してくれたことに感謝している。そして、ヴァシュロン・コンスタンタンを世界有数の高級時計メーカーへと成長させたルイの戦略的ビジョンと刺激的な経営スタイルにはいつも敬服しており、彼のリーダーシップの下で、カルティエがさらなる発展を遂げることが楽しみだ」とコメントしている。
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