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シンゾーンがリブランディング ミュラーオブヨシオクボで経験を積んだ染谷由希子がチーフデザイナーに就任

シンゾーンのヴィジュアル

2024年秋冬コレクションのシーズンヴィジュアル

IMAGE by: Shinzone

シンゾーンのヴィジュアル

2024年秋冬コレクションのシーズンヴィジュアル

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シンゾーンがリブランディング ミュラーオブヨシオクボで経験を積んだ染谷由希子がチーフデザイナーに就任

シンゾーンのヴィジュアル

2024年秋冬コレクションのシーズンヴィジュアル

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 ウィメンズウェアブランド「シンゾーン(Shinzone)」が、2024年秋冬コレクションからリブランディングを図る。新たに、「ミュラーオブヨシオクボ(muller of yoshiokubo)」や「アイレネ(iRENE)」で経験を積んだ染谷由希子(以下、染谷氏)をチーフデザイナーに迎え、創業から23年間ブランドコンセプトに掲げてきた「デニムに合う上品なカジュアル」を「デニムに合う“上質”なカジュアル」と改め、より上質で洗練されたアイテムの展開を増やす。同コレクションは、8月からシンゾーンの各店舗や公式オンラインストアで展開していく。

 シンゾーンは2001年、現代表の染谷裕之氏(以下、裕之代表)が息子の真太郎氏とともにスタート。創業から2021年まで、真太郎氏がクリエイティブディレクターを務めていたが、2022年に退任。以降、2024年春夏コレクションまでは社内のチームでディレクションを行っていた。

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 同ブランドのPR担当者は、リブランディングに至った経緯について「創業当時は『女性らしさ』『大人の雰囲気』をキーワードに掲げていたのに対し、近年はよりカジュアルなものや、着やすいものに寄りすぎてしまっていた。今後はカジュアルな雰囲気を残しつつ原点回帰を図りながら、より質を上げて“ベーシックを再構築する”ことを目標にした服作りにシフトチェンジする」と説明。

 デザイナーの染谷氏は「自分自身が作っていきたい服の方向性と、シンゾーンが舵を切りたい方向性が合致したこと」「裕之代表が行っている福祉活動(同代表は2022年、児童養護施設で暮らす子どもたちをサポートするため、一般社団法人「いちご言祝ぎの杜」を立ち上げ)への姿勢に共感したこと」が、デザイナー就任の決め手となったという。

シンゾーンのシーズンヴィジュアル
シンゾーンのシーズンヴィジュアル
シンゾーンのシーズンヴィジュアル

2024年秋冬コレクションのシーズンヴィジュアル

Image by Shinzone

 リブランディングに伴い、ルック制作に携わるクリエイティブチームも刷新。今季から、スタイリストの丸山佑香を迎え、シーズンヴィジュアルを作成した。新たなヴィジュアルは、7月18日から店頭で配付されるオリジナルのZINE「シンゾーンニュース(Shinzone News)」や、シンゾーンの公式サイトやSNSで公開される。

 2024年秋冬コレクションでは、「Read Read Read Everything!」をテーマに、“自由なマインドでファッションと文学を愛する、ニューヨークに暮らす女性”のライフスタイルをイメージし、赤をキーカラーに据えたベーシックなアイテムを展開。定番アイテムの「コモンスウェット」(1万7600円)をはじめ、古着のジーンズをベースにした「マリリンデニム」(3万4100円)、コットン100%の「エブリデイニット」(2万7500円)などをラインナップ。また、これまでシンゾーンでは展開のなかったレザーアイテムとして、環境負荷の少ない、食用牛の牛革を使ったベスト(6万3800円)やミニスカート(5万2800円)を用意する。

 また、継続品番として展開している「ベイカーパンツ」や「クライスラーパンツ」「トムボーイパンツ」といった定番アイテムをベースにした新作のボトムスを展開。ウールポリエステルを採用した「ベイカーパンツ タイプスリー」(3万1900円)や「クライスラー タイプツー」(3万1900円)に加え、ウールフランネル素材を採用した「ウールフランネル トムボーイ」(3万6300円)の3型を揃える。いずれも、シンゾーンの主要顧客層である30〜40代の大人の女性が仕事のシーンでも履けるような風合いを意識して製作したという。なお、アイテムの価格帯はリブランディング以前から据え置き。トップスは税込1万〜2万円台、ボトムスが税込2〜3万円台、アウターが税込7〜10万円台となる。

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スウェット
スラックス
スラックス
スウェットパンツ
赤いスラックス
ウールパンる
ジーンズ
レザーベスト
レザースカート
スウェット
スウェット
チェスターコート
ツイードジャケット
ダッフルコート

Image by Shinzone

 新たに国内工場とタッグを組み、生地からオリジナルで製作したアイテムも展開。ハウンドトゥース(千鳥格子)のツイードジャケット(7万2600円)や、ウールとヘリンボーンを採用したチェスターコート(2型、各11万円)、ショートダッフルコート(8万5800円)などを用意する。生地からオリジナルのアイテムは、定番アイテムと差別化を図るため、新デザインのタグを付属。顧客が商品を手に取った際にわかりやすいよう仕上げたという。

シンゾーンのロゴ

新デザインのタグ

Imaged by FASHIONSNAP

 リブランディングに伴い、買い付けブランドも新たに追加。ジュエリーブランド「アリータ(ALIITA)」やシューズブランド「レペット(Repetto)」に加え、スニーカーブランド「エトニック(Etonic)」の展開をスタートする。そのほか、新たにラボグロウンダイヤモンドを使用した一粒ダイヤのピアスやネックレスをジュエリーブランド「コロルジュエリー(ColouR Jewelry)」に別注。シンゾーンでは、これまでパールジュエリーに注力していたが、今後はダイヤモンドジュエリーを定番化する方針だという。価格は、ネックレスが9万3500〜29万7000円(3サイズ)で、イヤリングが14万3000〜110万円(4サイズ、いずれも税込)。

Image by シンゾーン

◾️シンゾーン:公式サイト

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