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イタリアのブランド「ゴールデン グース(GOLDEN GOOSE)」が、計画していたミラノでの新規公開株式(IPO)を延期すると複数の海外メディアが報じた。同ブランドの株式は、現地時間6月21日から取引が開始される予定だった。
海外メディアによれば、IPO延期の背景には欧州における政治不安があるという。ヨーロッパでは、欧州議会選挙とフランスの下院選挙が今月から始まっており、どちらも極右・右派政党が躍進。この状況から、財政改革が停滞するとの懸念から欧州株は下落傾向にあり、欧州市場の業績、特に高級品部門に影響しているという。
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ゴールデン グースは今回のIPOにより、約1050万株の発行を予定。また、同ブランドの過半数株主であるイギリスの投資会社 ペルミラ(Permira)は、発行済み株式4360万株の売り出しを計画していた。なお、延期日程やIPO再開後の取引開始日は報じられていない。
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