「YUIMA NAKAZATO」がフランスの公立美術館で初の単独回顧展を開催、三宅一生や山本耀司らに続き日本人4人目
回顧展 メインヴィジュアル
Image by: YUIMA NAKAZATO
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「YUIMA NAKAZATO」がフランスの公立美術館で初の単独回顧展を開催、三宅一生や山本耀司らに続き日本人4人目
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デザイナー 中里唯馬が手掛ける「YUIMA NAKAZATO」の初となる単独回顧展が、フランスのカレー・レース・ファッション美術館(La Cite de la dentelle et de la mode)でスタートした。2025年1月5日まで開催している。
中里唯馬は、2008年にアントワープ王立美術アカデミーを卒業。折り紙の技法を取り入れた卒業コレクションに対してアカデミーより贈られた「イノベーション・アワード」など数々の賞を在学中に受賞した。2016年からパリ・オートクチュールファッションウィーク(Haute Couture Week)でゲストメンバーとしてコレクションを発表している。
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フランスの公立美術館で日本人デザイナーの展覧会が開催されるのは、1988年の三宅一生、2005年の山本耀司、2006年の森英恵に続き、中里が4人目。また、日本人デザイナーとしては最年少での開催となり、同美術館にとっても、初の日本ブランド単独企画展となっている。展示では、2016年から発表してきた全シーズンのアーカイヴから選ばれた計50体以上のルックを並べ、ドローイングや素材の実験サンプルなどのデザインの裏側も公開している。
中里唯馬は、「大量生産が加速する時代において、様々な課題を抱えたまま走り続ける中、クチュールは、丁寧に一点物を作るというプリミティブな行為の一方で、手仕事を重んじ、私はここにファッションの未来があると信じています。そのことを、カレー市と共に世界へ発信できることを嬉しく思います」とコメントしている。
◼️「YUIMA NAKAZATO 回顧展」概要
会期:2024年6月15日(土)〜2025年1月5日(日)
会場:カレー レース ファッション美術館(La Cite de la dentelle et de la mode)
所在地:135 Quai du Commerce,62100 Calais,France
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