「スワロフスキー（Swarovski）」が大規模展覧会「SWAROVSKI – MASTERS OF LIGHT」の開幕に先立ち、オープニングレセプションをミラノファッションウィーク期間中の6月16日に開催した。日本からはSnow Manの渡辺翔太が、眩いスワロスキーのジュエリーを身にまとって来場した。

　世界各地を巡回する「SWAROVSKI – MASTERS OF LIGHT」は、昨年秋に上海で初公開されたもので、ブランド創設約130年にわたる歴史と輝きを振りことができる特別な構成。今回はミラノを舞台に、ブレラ美術館の一部であるパラッツォ・チッテリオ内のサロンで6月17日から7月14日まで開催される。ブランドが誕生した19世紀のオーストリア・ウィーンから、21世紀のミラノまで、7つの「驚異の部屋」に分かれたパノラマ空間を通して、来場者を没入感のある旅へと誘う。グローバル・クリエイティブ・ディレクター ジョバンナ・エンゲルバート（Giovanna Engelbert）の構想の下、英国のファッションジャーナリスト、作家、批評家であるアレクサンダー・フューリー（Alexander Fury）がキュレーションを担当。会場にはガーデンカフェが設置され、ミラノの著名なシェフであるカルロ・クラッコ（Carlo Cracco）が考案したメニューを採用している。

　展覧会はファッション業界の中心であるミラノに敬意を表し、クリスタルが施されたイタリアの歴史的メゾンによる50着以上の衣装が一堂に集結。「プラダ（PRADA）」や「ミュウミュウ（MIU MIU）」「フェンディ クチュール（FENDI Couture）」「グッチ（GUCCI）」、ジャンニ・ヴェルサーチェ（Giovanni Versace）とドナテラ・ヴェルサーチェ（Donatella Versace）が手掛けた「アトリエ ヴェルサーチェ（Atelier Versace）」、ジョルジオ・アルマーニ（Giorgio Armani）による「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ（GIORGIO ARMANI PRIVÉ）」などが並ぶ。また、ハリー・スタイルズ、ケイティ・ペリー、ビヨンセといった世界的なスターが着用した煌びやかなステージ衣装やレッドカーペットのルック、ジュエリーピース、オブジェ、クリスタル、そしてこれまでに製作された最大のクリスタル・チャトン（クリスタルパーツのなかでも、ラウンドストーンの底面がVカットになっているタイプのもの）を含むユニークなコレクションも展示されている。

　オープニングレセプションに日本からゲストで参加したSnow Manの渡辺翔太は展覧会について「スワロフスキーの歴史を体感でき、展示されたジュエリーや衣服の輝きに圧倒されました。カットの仕方で光の表情が変わるということに大変魅力されましたし、アイドルという活動に通じるものを感じました」と感想を述べた。

◾️「SWAROVSKI – MASTERS OF LIGHT」
会期：2024年6月17日～7月14日
会場：PALAZZO CITTERIO　 　
時間：月〜金 14時30分～22時、土日 11時～22時
会期中無休、入場無料