フランス・パリのLVMHオフィス
Image by: FASHIONSNAP
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(以下、LVMH)が、フランスを拠点に世界で展開するホテルチェーンのアコー(Accor)との間で、オリエント・エクスプレスにおける戦略的パートナーシップを6月13日に締結した。LVMHとアコーはオリエント・エクスプレスの開発を進めていくという。
オリエント・エクスプレスは、1883年に運行が開始されてから、ヨーロッパ各地を走行してきた長距離夜行列車。アガサ・クリスティーの「オリエント急行殺人事件」の舞台になったことでも知られている。2022年のアコーによる買収後、オリエント・エクスプレスは列車、ホテル、ヨットの新しい事業を展開している。
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今回のパートナーシップ締結に伴い、LVMHとアコーは、2026年にオリエント・エクスプレス初のヨットの就航やローマとヴェネツィアで初となるホテルのオープンを皮切りに、世界各地で開発を予定している。LVMHグループの会長兼CEOであるベルナール・アルノー(Bernard Arnault)は、「オリエント・エクスプレスは、誕生して以来、冒険とエレガンスを体現してきました。その名前は私たちの文化遺産の一部となり、偉大な芸術家たちのインスピレーションの源であり続けています。オリエント・エクスプレスは、洗練された生の技法と、私たちの各ハウスの原動力である大胆さを象徴しています。アコーと提携し、旅の象徴のリニューアルに携われることを嬉しく思います。私たちの各グループは、オリエント・エクスプレスをホスピタリティの芸術の頂点へと導くために、最高の専門知識を提供していきます」とコメントした。
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