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フランスのゲーム会社Voodooが、SNSアプリ「ビーリアル(BeReal)」を運営する仏企業 BeRealを5億ユーロ(約843億円)で買収した。また、現在Voodooの子会社であるWizzでCEOを務めるAymeric Rofféが、BeRealの新CEOに就任する。BeRealの現CEOで共同創業者のAlexis Barreyatは今後、短期的にRofféやVoodooの経営陣と共にBeRealに関与し、その後新製品開発へと移行する。
Voodooは、消費者向けアプリへの多角化をさらに加速させることを目的とし、今回の買収に着手。同社によれば、BeRealは現在その発展の変節点を迎えているといい、Voodooは同社プラットフォームと製品戦略、成長、インフラに関する専門知識を提供することで、ビーリアルの新機能をさらに革新し、オーガニックおよび有料マーケティングを通じて企業成長への寄与を目指す。Voodooは今後、「Helix Jump」や「Mob Control」、「Block Jam 3D」、「Wizz」といった同社の代表的なモバイルアプリの構築と成長における10年の経験を生かし、BeRealが製品開発とユーザー成長を加速させるのを積極的に支援していく。
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SNSアプリ ビーリアルは、2019年にAlexis BarreyatとKévin Perreauが開発。“盛れないSNS”として知られる同アプリは、その名の通りユーザーの“リアル”を追求したソーシャルメディアで、毎日ランダムな時間帯で運営側から通知が発信され、その通知から2分以内に投稿しなければいけないという仕組みが特徴となっている。現在世界で4000万人のユーザーを持ち、特に日本、アメリカ、フランスのZ世代から人気を得ている。
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VoodooのCEO Alexandre Yazdi
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WizzのCEO Aymeric Roffé
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VoodooのCEO Alexandre Yazdi(左)とWizzのCEO Aymeric Roffé(右)
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Voodooのオフィス
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