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「シャネル(CHANEL)」のアーティスティック ディレクターを務めるヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)が、同職を退任すると複数の海外メディアが報じた。
ヴィルジニー・ヴィアールは1962年フランス生まれ。絹織物の製造業者だった祖父母の影響を受け、演劇の衣装デザインを学び、「カミーユ・クローデル(Camille Claudel)」の衣装を担当したドミニク・ボルグ(Dominique Borg)のアシスタントを務めた。その後は、「クロエ(Chloé)」で働きながら女優のイザベル・アジャーニ(Isabelle Adjani)や映画監督のブリュノ・ニュイッテン(Bruno Nuytten)と仕事をし、映画「スリーカラーズ:ブルー」(1993年)と「スリーカラーズ:ホワイト」(1994年)の衣装を制作した。1987年にカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の勧めを受けてオートクチュールの刺繍のインターンとしてシャネルに入社。1992年にカール・ラガーフェルドとともにクロエに移り、5年間クリエイティブに携わった後、シャネルのオートクチュール部門に戻り、2000年からプレタポルテに異動した。2019年1月にカール・ラガーフェルドが体調不良でシャネルの2019年春夏オートクチュールコレクションを欠席した際は、同氏に代わってフィナーレに登場。逝去した同氏の後任としてプレタポルテとオートクチュールの全コレクションを引き継ぎ、クリエイションを指揮している。
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なお、後任については近日中に公表されるという。
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