Image by: ジースター インターナショナル
アムステルダム発のデニムブランド「ジースター ロゥ(G-Star RAW)」が、デニムブランドとして初となる綿花の温室栽培を成功させ、同素材を使用した「ホームグロウン・デニム(Homegrown Denim)」を発表した。
同ブランドは、綿花栽培は広大な耕地を必要とするほか、1キロ生産するのに最高1万リットルの水がいること、また近年では、コットンの需要が世界的に拡大しているが供給は大きく不足しているなどの現状を受け、場所を選ばないより良い綿花の栽培方法を模索。同ブランドはヴァーへニンゲン大学・研究センターとDutch Cotton社に資金提供する形で、オランダのブライスヴァイクにある研究施設で6ヶ月にわたり実験を行い、綿花の温室栽培に成功した。
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今回の調査の結果から、温室栽培された綿花は制御・保護された環境を提供することで、綿花の生産性と品質、持続可能性を高め、屋外栽培に伴うリスクを低減できることがわかった。具体的には、「収穫量の増加」、「栽培期間の延長」、「天候からの保護」、「病害虫の管理」、「水効率」、「土壌保全」、「現地生産」、「植物の長寿命化」の8つの利点が確認されたという。
また同ブランドは、初収穫された温室栽培の綿花を使用したデニムのプロトタイプを製作。ジーンズは染色したガーメントを使用し、ジースター ロゥのトリムを施して仕上げた。なお、同アイテムは非売品となる。
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