「Nez」 by NOSE SHOPのイメージ
Image by: NOSE SHOP
世界の新進気鋭のフレグランスを集めた専門店「ノーズショップ(NOSE SHOP)」を手がけるNOSE SHOPが、香りと嗅覚に特化したフランス発のマガジン「ネ(Nez)」(以下、ネ マガジン)の日本での配信を5月22日15時にスタートした。NOSE SHOP公式サイト内に特設ページを開設。香りを主題とした科学論文、インタビュー、調査、批評などを通じて、“鼻を使って世界を探求”する楽しさを提案する。
ネ マガジンは2016年4月に創刊。旬で多様な編集スタイルを持つ雑誌と、質と永続性を兼ね備えた書籍も刊行する嗅覚専門の編集チームが製作している。香りと嗅覚をテーマに、フレグランスおよび業界の動向、プロダクトレビュー、芸術遺産の提唱など、さまざまな分野の深い洞察を専門的かつ読みやすく紹介。マガジンの出版に先行してオンラインで公開していたフレグランスのレビューは、約10年にわたり注目を集め、文学、映画、音楽の評論家と並んで“フレグランス評論家”の居場所があることを示すなど、業界に新たな視点をもたらしたと言われている。現在もネ マガジンは半年に1回のペースで刊行し、嗅覚に関する豊かで専門的な内容を紹介する。
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日本での配信では、NOSE SHOPが編集および監修として携わり、過去に発刊されたネ マガジンから各号の大特集を中心に紹介。初回の特集テーマは、「THE SEX OF SCENT|香水と性別」。長い歴史の中で変遷を重ねてきた、香水と性別、性別を超えた誘惑について取り上げる。歴史やマーケティング、人類学、社会学、生物学など多岐にわたる視点から、ジェンダーと嗅覚的な誘惑について深く掘り下げていく。今後は隔週水曜日に更新される。
ネ マガジンの配信によって、香りの背景にある奥深さや豊かさ、楽しさにアクセスできる環境を整えることを目指すという。同社の中森友喜代表は、「“香水砂漠”と呼ばれていた日本が、多くの業界関係者やブランドの皆さまの努力が実り、ようやく盛り上がり、世界からも徐々に注目をされるようになった。そんな中で、次のステップとして日本のフレグランス業界が今後さらに発展し、お客さまがより香りのある暮らしを楽しみ、慈しめるような手助けをしたいと考えた。専門的でありながら、芸術的であり娯楽的な側面を持つフレグランスが持つ深みと面白さをモダンかつポップに伝えるネ マガジンの配信で、そうした人たちを少しでも増やしていけたらと願っている」と意気込んだ。
■「Nez」 by NOSE SHOP:特設ページ
※5月22日15:00本公開予定
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