「REALLY WILD CLOTHING」の公式サイトより
スワロフスキー(Swarovski)創業家一族のナジャ・スワロフスキー(Nadja Swarovski)と夫のルパート・アダムス(Rupert Adams)が、イギリスのブランド「リアリー ワイルド クロージング(Really Wild Clothing)」の過半数株式を取得したと、複数の海外メディアが報じた。取得額等の詳細は公開されていない。
「リアリー ワイルド クロージング」は、2002年にデザイナーのナタリー・レイク(Natalie Lake)がスタート。テーラリングや伝統的な職人技、リバティ・ファブリック、リントン・ツイードなどを用いた英国らしいウェア&シューズコレクションを展開しているライフスタイルブランドで、英国王室のキャサリン妃も着用している。
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報道によると、今回の取引の一環として、スワロフスキーはリアリー ワイルド クロージングのチーフクリエイティブオフィサー、チーフマーケティングオフィサーおよび取締役会会長に就任するほか、アダムスはマネージングディレクターに着任。今後のブランド運営については、既存株主のガブリエラ・ルクシック(Gabriela Luksic)とその娘のフローレンス・ニューマン(Florence Newman)、同ブランドの創業者 ナタリー・レイクと協力していくという。
ナジャ・スワロフスキーは、1995年に同族会社であるスワロフスキー社に入社。多くのデザイナーとのコラボレーションの実現や、CSR部門の設立、同社初となる女性役員への就任など、26年間にわたって会社の発展に貢献した後、2021年に退社している。
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