「シャネル(CHANEL)」が 「ブルー ドゥ シャネル(BLEU DE CHANEL)」のフレグランス アンバサダーである俳優 ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)を起用したキャンペーンフィルムを公開した。マーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)が監督を務めた。
シャラメは2023年5月にブルー ドゥ シャネルのフレグランス アンバサダーに就任。大御所フォトグラファーのマリオ・ソレンティ(Mario Sorrenti)が撮り下ろしたヴィジュアルが大きな反響を呼んだ。
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今回のキャンペーン フィルムを手がけたスコセッシ監督は、2010年に最初のブルー ドゥ シャネルのキャンペーン フィルムも担当。「世界は変わった。有名人には、ある意味別の側面がある。この傾向は10年、15年前よりもさらに顕著になっている」と語り、今回のキャンペーン フィルムでは名声に伴う過剰な露出によって、俳優が台本通りの人生を歩んでしまうこと、自分の芸術に本物を求めたいという深い願望との間の葛藤を追求。白黒で撮影されたコントラストに満ちたシーンで、有名人としての仮面をつけたキャラクターと、ダークな側面の二重性を描き、希望を象徴する青の閃光がわずかに楽観的な輝きを放つ。ラストシーンではミステリアスでカリスマ的なブルーに染まったシャラメが、自身の内なる真実と向き合うような描写で、「FIND YOUR BLUE, FIND YOURSELF」というキャンペーンのメッセージを表現した。
シャラメのシャネルのフレグランスにまつわる最も古い記憶は、クリスマスに祖母がシャラメの姉に「シャネル N°5」をプレゼントしたことだという。ブルー ドゥ シャネルについては、「映画やストーリーと同じように、香りとその背後にある物語を自由に解釈できるところが、ブルー ドゥ シャネルの特に気に入っているところです。繊細な主張と、それを身につける人の独自の解釈、そしてその香りによって最終的にどう感じるか、ということが重要なのです。それだけが重要で、私がどう考えるかはどうでもいいのです」と語っている。また、香りをまとった時の感覚を、「ブルー ドゥ シャネルを身にまとうとき、私たちは明確な経験、あるいは特定の外見、機会、日付を強調することになると思います。私は個人的に、フレグランスは特定の意図を持ってまとっています。私はいつも香りを身にまとっているわけではありません。香りを身にまとうとそれはある瞬間の象徴となり、後にはその瞬間へのノスタルジーが生まれ、それがより意味深 いものになるのだと思います」とコメントしている。
■シャネル:公式サイト
ティモシー・シャラメ ©︎CHANEL
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