七彩のマネキン
Image by: FASHIONSNAP
ワコールホールディングスが、連結子会社でマネキンや什器を販売する七彩の株式を一部譲渡すると発表した。事業譲渡期日は7月1日を予定。これに伴い七彩はワコールホールディングスの連結範囲から除外される。
譲渡先は、総合物流企業のセンコーグループホールディングスで、譲渡株数は463万865株。現在のワコールホールディングスの七彩の議決権所有割合は99.96%だが、譲渡後は14.99%となる。譲渡価格は非公開。
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株式譲渡の理由として、2023年11月に開示した国内グループ会社の生産性を検証する中期経営計画リバイズ策定過程において、子会社のワコールの店頭販売から通信販売の構成比を高める事業戦略の影響を受け、売場施工やマネキン配備などを得意とする七彩とのシナジーが薄れてきていることを挙げている。連結業績に与える影響に関しては、2025年3月期通期連結業績予想に織り込み済みとしている。
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