Gショック
Image by: FASHIONSNAP
電機メーカーのカシオ計算機が、収益体質改善のための構造改革の一環として人員削減を行う。2024年度中にグループ全社で約500人規模の人員削減を予定しているという。
人員削減の背景としてカシオ計算機は、中国における景気悪化や電子ピアノ市場の長期にわたる低迷により業績が悪化し、収益体質改善に向けた更なる構造改革が必要であると考え、グローバルの人員最適化を計画。グループ全社で約500人規模を対象とし、現地の労働法の規則、規制に従い、事業ポートフォリオに沿った組織の再編と人員の適正化、並びに社員一人あたりの生産性向上を図るため、2024年度中に組織体制、及び人員数の最適化をグローバルで実施する。同施策による2025年度の固定費削減効果は、実施前と比較して約50億円となる見込み。
ADVERTISING
カシオ計算機の2024年3月期通期連結業績は、売上高が前年同期比1.9%増の2688億円、営業利益が同21.8減の142億円、経常利益が同8.4%減の179億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.9%減の119億円だった。
ADVERTISING
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境
HAKATA NEWYORK PARIS