Image by: ル・コルビュジエ「牡牛 XVIII」(油彩、1959 年)大成建設所蔵
公益財団法人 大倉文化財団 大倉集古館と大成建設が、「特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ 〜絵画をめぐって〜」を開催する。会期は6月25日から8月12日まで。
ル・コルビュジエは、フランスを拠点に活動した建築家。日本の国立西洋美術館をはじめ、7ヶ国にある17資産がユネスコの世界文化遺産に登録されており、20世紀を代表する建築家として評価されているほか、数多くの美術作品を残したアーティストとしても知られている。
ADVERTISING
同展では、大成建設のル・コルビュジエ・コレクションの中から油彩や素描、パピエ・コレ、版画、タピスリー、彫刻などを展示。1917年頃に画家のアメデ・オザンファンとともに提唱した「ピュリスム」の作品や、1920年代末以降に描かれた「女性」をテーマにした作品、第2次世界大戦中に制作された象徴的なモチーフをメインとした作品、グラフィック的な表現の作品など約130点を披露し、ル・コルビュジエの美術作家としての側面を紹介する。なお、素描やパピエ・コレ作品がまとまって公開されるのは約30年ぶりとなる。
会期中には、講演会や鼎談も開催。講師には、建築家で早稲田大学教授の古谷誠章や建築家で京都市京セラ美術館館長の青木淳、隈研吾などが招かれる。
入館料は、一般が1500円、大学生・高校生が1000円、中学生以下無料。同会期中のリピーターと20人以上の団体は500円引き、和装での来館で300円引き(割引併用不可)となるほか、障がい者手帳、被爆者手帳の提示者とその同伴者1名は無料となる。
◾️特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ 〜絵画をめぐって〜
開催期間:2024年6月25日(火)〜8月12日(月)
会場:公益財団法人 大倉文化財団 大倉集古館
所在地:東京都港区虎ノ門2-10-3(オークラ東京前)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで) 金曜日は19:00まで開館(入場は18:30まで)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は翌火曜日)
Image by: ル・コルビュジエ「牡牛 XVIII」(油彩、1959 年)大成建設所蔵
Image by: ル・コルビュジエ「女のいるコンポジション」(パピエ・コレ、1952 年)大成建設所蔵
Image by: ル・コルビュジエ「チャンディガール」(素描、1951 年)大成建設所蔵
Image by: ル・コルビュジエ「直角の詩 表紙」(リトグラフ、1955 年)大成建設所蔵
Image by: ル・コルビュジエ「行列」(リトグラフ、1962 年)大成建設所蔵
Image by: ル・コルビュジエ「コンポジション」(素描、1951 年)大成建設所蔵
Image by: ル・コルビュジエ「奇妙な鳥と牡牛」(タピスリー、1957 年)大成建設所蔵
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境