Image by: クレ・ド・ポー ボーテ
資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(Clé de Peau Beauté)」と「ユニセフ」によるパートナーシップ活動が、2023年に更新し1年間で300万人以上の少女たちへの支援を達成した。2025年までにバングラデシュ、インドネシア、キルギス、カザフスタン、ラオス、ペルー、ベトナムなどの国々で、570万人の少女たちへの支援を目指す。
クレ・ド・ポー ボーテとユニセフは、2019年にパートナーシップを締結。世界中の少女たちへのSTEM分野の知識とスキルの習得を目指すためのプログラム「スキルズ・フォー・ガールズ(Skills4Girls)」をサポート。世界的に問題になっている、就学・就労およびデジタルスキルなどに関するジェンダーギャップを埋めるための活動や、STEM(化学、技術、工学、数学)教育の支援を続けている。2023年にパートナーシップを3年間更新することを発表した。ユニセフが実施するプログラムに民間企業として世界最大規模となる累計1740万ドル(約27億4600万円)を拠出すると表明。ブランドのスター美容液「ル・セラム」1本の販売につき3ドル(約500円)を寄付する「CRM(Cause Related Marketing) キャンペーン」を継続的に実施している。
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ユニセフ本部 民間協力渉外局カーラ・ハダッド・マルディニ局長は、「今や世界中の仕事の90%以上においてデジタル技術が不可欠ですが、女性や少女たちがこの分野で活躍できる機会は非常に限られています。クレ・ド・ポー ボーテとのパートナーシップを更新した最初の年に、STEM分野における男女格差の是正に大きな進展が見られたことをとても嬉しく思います。これからも次世代の少女たちのエンパワーメントのために、このパートナーシップを継続していきたいと考えています」とコメントしている。
また、クレ・ド・ポー ボーテの橋本美月チーフブランドオフィサーは、「クレ・ド・ポー ボーテの社員一同、ユニセフとのパートナーシップがバングラデシュの少女たちの生活にポジティブな影響を与えているのを見て、大変嬉しく思っています。バングラデシュのナショナルカリキュラムおよび教科書委員会への支援では、再設計されたジェンダーに配慮したスキルベースのカリキュラムと教科書を通じて、国家レベルで教育システムを変革し、21世紀に備えた学生を育成しています。教育は、より良い世界への鍵です。これら支援成果は、改めてクレ・ド・ポー ボーテの教育に対する貢献を確信させるものです」と意気込んだ。
■クレ・ド・ポー ボーテ:公式サイト
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