「セリーヌ(CELINE)」が、「セリーヌ オート パフューマリー コレクション(CELINE HAUTE PARFUMERIE COLLECTION)」の新作「ズーズー(ZOUZOU)」を発売する。予定価格は100mLが税込3万6300円、200mLが同5万3900円。国内では同コレクションの取り扱い店舗で6月からの販売を予定している。
「オート パフューマリー コレクション」は、2019年にクリエイティブディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)氏が手がけたライン。「クチュリエ・パフュムール」の伝統を守りながら、フランスのオート パフューマリーの卓越性を再現している。現在12の香りからなるコレクションのデイラインに追加される新作「ズーズー」は、20世紀に登場した短髪の若い女性を意味する「ZOUZOU」と名付けられた。
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ズーズーは、アンバーとムスクからなる、キャラメルを思わせるバームアコードが主役。ベンゾインとトンカビーンを中心にし、メゾン独特のシックでネオクラシックなひねりを加えた。パチョリとラブ ダナムが、アンバリーでエレガントなアコードを強調し、ムスクとバニラがセリーヌのすべての香りに共通するパウダリーノートを引き立てる。ヒロインたちの屈託のない明るさや、パリのティーンエイジャーのエスプリを繊細に表現した。
スリマン氏がセリーヌのためにデザインした長方形のボトルは、フランスのガラス製造技術の偉大な伝統を継承。ぜいたくな重量感のガラスとブラックラッカーによってボディを製作したいと考えたスリマン氏が、17世紀末の古典主義から受け継がれたアールデコのモダニティを吹き込んだ。鋭いエッジの溝で装飾された両面と、ファセット加工を施したブラックラッカーのキャップが飾られたトップをデザインし、メゾンのエンブレムである「トリオンフ」を刻印。控えめでありながら厳格なライン、ブラックラッカーのタッチ、透明なガラスと琥珀色に輝く反射が、パフュームのニュアンスを際立たせる。ボックスは、パリのアトリエがあるコルベール ドゥ トルシーの木工パネルにインスピレーションを得て、グレイン ド プードルの質感とエンボス加工を施した紙で装飾した。
ヴィジュアルおよびキャンペーンムービーには、ユアン・マクレガー(Ewan McGregor)とイヴ・マヴラキス(Eve Mavrakis)の娘で、ミュージシャンとして活動するエスター・ローズ・マクレガー(Esther-Rose McGregor)を起用した。
■セリーヌ:公式オンラインストア
ZOUZOU
Image by: CELINE
新作フレグランス「ZOUZOU」
Image by: CELINE
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Image by: CELINE
Image by: CELINE
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