ミュウミュウのバッグ
Image by: FASHIONSNAP
プラダ・グループ(Prada S.p.A)が、2024年度第1四半期(2024年1〜3月)の売上高を発表した。
純売上高は、前年同期比16%増の11億8700万ユーロ(約1991億1800万円)で着地し、小売売上高は同18%増の10億7100万ユーロ(約1800億円)と好調傾向。「ミュウミュウ(MIU MIU)」が、前年比89%の大幅な増収を記録した。地域別では、アジア太平洋が同16%増、欧州が同18%増、アメリカが同5%増、中東は同15%増といずれも増収で、日本は同46%増と高い伸長率を示した。
ADVERTISING
「プラダ(PRADA)」の小売売上高は、前年同期比7%増で、2024年秋冬のメンズとウィメンズのコレクションショーの好評や、アイコンを継続的に再解釈したレザーグッズのノベルティの導入、「Re-Nylon コレクション」が成長軌道を維持したという。ミュウミュウは2024年秋冬コレクションの高い評価、新ライン「Ivy」と「Softy」、アイコンコレクション「Arcadie」と「Wander」により成長を継続できたという。
プラダ・グループ会長兼エグゼクティブ・ディレクターのパトリッツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)は、「当グループは、長期的かつ持続可能な成長のための投資を行いながら、戦略的な前進を続けています。第1四半期は、より厳しい市場環境の中、堅実な業績を達成することができました」と述べた。プラダ・グループCEOのアンドレア・グエラ(Andrea Guerra)は、「ミュウミュウの好調な業績は、過去数年にわたり 実施してきた戦略と規律ある実行の証です。我々は引き続き、リテール・エクセレンスに向けた取り組みを進め、商品ラインナップを充実させ、顧客エンゲージメントを促進することで、ブランドの魅力を高めていきます」とコメントした。
※実績は為替変動などの影響を除く
※1ユーロ=167.77円で換算
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境