子ども向けシューズ「瞬足」などを展開するアキレスが、シューズの国内生産を2026年3月末まで終了すると発表した。4月25日に開催した取締役会において決議した。
国内生産終了の理由は、原材料価格やエネルギーコスト、生産と流通に関わる加工費や物流費の高止まり、少子化の急速な進行による対象品の物量減少や輸入廉価品の台頭、また設備老朽化に伴う維持管理費用の増加などと説明。厳しい生産状況の中、生産継続の方向性を検討したが、最終的には生産継続は困難と判断した。
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終了の時期は、製品によって段階的に調整。2026年3月末までの生産終了を予定している。対象製品の販売については、在庫がなくなり次第終了としている。今後は、「瞬足」「アキレス・ソルボ」「BROOKS」などの主力製品に集中し、シューズ事業の成長と利益創出を進めるとしている。
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