カネボウ化粧品のメイクアップブランド「コフレドール(COFFRET D’OR)」が、12月末を目処に販売を終了する。6月から順次生産を終了し、17年間の歴史に幕を閉じる。
コフレドールは2007年の誕生以来、メイクアップアイテムを中心に展開し人気を集めてきた。現在はコンセプトに“Be Playful”を掲げ、理想の肌に導く化粧下地「スキンイリュージョン プライマーUVn」やファンデーション「パウダレスウェット」などのベースアイテムのほか、ポイントで“遊ぶ”メイクアップを提案するリップスティック「スキンシンクロルージュ」やチーク「スマイルアップチークスS」などをラインナップし、根強いファンも抱える。
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同社は長くの愛用に感謝を表すとともに、同ブランドが生み出し築いてきたメイクにおける新たな価値観や技術は、財産として今後の商品開発やサービスに生かしていくという。
前澤洋介 花王・化粧品事業部門長 カネボウ化粧品社長はFASHIONSNAPの新年のインタビューでG11(グローバル戦略ブランド)とR8(国内戦略ブランド)に積極的に投資をしていく年、一方で「G11とR8以外のブランドについては、継続および統廃合も含め、改革を行なっていく」としていた。なお2023年には29年続いた花王のメイクアップブランド「オーブ(AUBE)」を8月末で終了している。
■カネボウ化粧品:公式サイト
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