Image by: FASHIONSNAP
「ディーゼル(DIESEL)」や「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」などを擁するOTBグループが、イタリアの老舗高級靴メーカーCalzaturificio Stephenの株式の過半数を取得すると発表した。取得額などの詳細は明かされていない。
OTBグループは、同社の戦略的な製品カテゴリーで事業を展開するイタリア企業と手を組み、ノウハウと生産能力を構築していくことを長期戦略に掲げている。ディーゼルやメゾン マルジェラのほか、「マルニ(MARNI)」や「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」、スタッフインターナショナル(Staff International)などを傘下に持つ。
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Calzaturificio Stephenは1967年に設立。20年以上にわたり、OTBグループのブランドに供給を行ってきたという。今回の取引により、OTBグループは同社の発展を支援していく。海外メディアの報道によると、2代目のステファノ、アントネッラ、ヴァレリア・ベルトッロ兄弟が引き続き事業を経営する予定で、ステファノ・ベルトロ氏が最高経営責任者に留任する。
OTBグループのレンツォ・ロッソ創業者兼会長は「メイド・イン・イタリーは、素晴らしいサプライチェーンの企業との緊密な協力関係のおかげで、当社の商標となりました。これは、国際市場での競争力を高めるユニークな資産です」とし、投資活動を通じてメイド・イン・イタリーの生産を強化するとともに、Calzaturificio Stephenの持続可能な発展を保証していくとコメントしている。
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