メゾンシロ 外観
Image by: シロ
「シロ(SHIRO)」が、一棟貸しの宿泊施設「メゾンシロ(MAISON SHIRO)」を4月26日に開業する。公式ウェブサイトで宿泊予約を受け付けている。宿泊料金は、素泊まりプランで大人2名が税込13万円〜、3名が同15万円〜、4名が同17万円〜で、朝食セットは1名につきプラス同1500円。
同施設は2023年6月に着工。建設にあたり、従来のやり方ではなく“森の都合”に合わせた建物づくりを目指し、建築資材は森のことを考えていねいに作業している林業従事者から直接購入。柱や梁といった構造材だけでなく、壁や床の裏側にある見えない下地材や外壁、造作家具もすべて木材のみで仕上げた。建築デザイナーには、これまでシロのルクア イーレ店やルミネ池袋店、渋谷パルコポップアップストアを手掛けてきた小倉寛之を招いた。そのほか、プロジェクトマネージャーや木材コーディネーター、構造エンジニア、木こりなど、プロジェクトに関わるさまざまな人たちの協力を得て、「自然の循環を守ること」と「美しいクリエイティブ」の両方を追求したという。
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宿泊施設は1階と2階の2フロア構成で、延床面積は約215平方メートル。1階と2階には、それぞれ2つのセミダブルベッドを備えたベッドルームを用意し、最大4名が宿泊できる。また、北海道愛別町の白樺やカラマツの加工で出た端材と札幌軟石を使用したサウナルームを併設したほか、湯船に浸かりながら景色を眺望できるバスタブなどを設置。宿泊棟の隣には、製品の素材となる蒸留設備「シロラボラトリー」が隣接し、宿泊者は実際にシロの製造工程の一部を見ることができる。インテリアやアメニティなどを含め、施設内のいたる所にシロの暮らしを堪能できる仕掛けを用意した。
■メゾンシロ
開業日:2024年4月26日(金)
所在地:北海道夕張郡長沼町加賀団体
公式ウェブサイト
メゾンシロ 外観
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メゾンシロ 内観
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プライベートサウナ
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バスタブ
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シロラボラトリー
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ドアノブ・ドアハンドル
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アメニティ
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ランドリーバッグ
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建築に使用した木材
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外観イメージ
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間取り図
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小倉寛之氏
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