Image by: アダストリア
アダストリアが、全国の店長が一堂に会する社内イベント「アダストリア全体店長会議」を開催し、その一環としてグループ合同のファッションショーを実施した。アダストリアの合同ファッションショーは2014年以来10年ぶりで、イベントには店長のほか、役員や本部、グループ会社のメンバーなど約3250人が参加した。
同社の全体店長会議は、大テーマに「感謝」を掲げ、各店長のモチベーションアップなどを目的として毎年2月に開催。福田三千男代表取締役会長や木村治取締役社長による経営方針説明やゲストによる特別講演などのプログラムが組まれている。今年は、アダストリア創業70周年を迎えた2024年2月期の締めくくりとしてショーの開催が決定。広報担当者は「ショーの感動とともに、アダストリア社各ブランドの店長であることを誇りに感じてもらいたかった」と話す。
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ショーの舞台はパシフィコ横浜。会場中央にはアダストリアの「A」の文字をかたどったステージと、そこから続くランウェイが用意された。スタート前には、スペシャルゲストとしてタレントのなかやまきんに君が登場。お決まりの「ヤー!」というフレーズを披露すると、会場からは大きな歓声が上がった。
Image by: アダストリア
今回ショーに参加したのは、「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」や「ニコアンド(niko and ...)」「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」「ハレ(HARE)」など全23ブランド。2024年春夏コレクションから各ブランド4〜10ルック、合計約150体が登場した。グローバルワークの発表ではモデルの貴島明日香が、ニコアンドの発表ではモデルの西内まりやがランウェイを歩いた。
モデルの貴島明日香
Image by: アダストリア
また、ショーのラストではゴールドのジャケットに身を包んだアダストリアの福田三千男代表取締役会長が子どもたちの手を引いて登壇。「アダストリアは70周年を迎え、これから新たな10年に向けスタートする。取引先様や働いてくれるスタッフ、関係各所へ感謝を伝えたい」と締め括った。
約10年ぶりとなったショーを終えて、広報担当者は「10年前も同じ形式でショーを開催したが、ブランド数が3倍ほどになっていて企業としての成長を感じた」とコメント。今後の開催については「今回のショーがかなり好評だったので、来年も何らかの形で新作の発表は行っていきたい」と前向きに語った。
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