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Image by: Chrono24
高級時計専門オンラインマーケットプレイスの「クロノ24(Chrono24)」が月間900万人を超えるユーザーのデータを集計し、2023年のブランド、モデル、ケース素材、ダイアルカラーに関する取引量に基づいた年間総合ランキングを発表した。
クロノ24は、2003年に設立された世界最大の高級時計専門オンラインマーケットプレイス。120ヶ国以上から3万以上の販売業者、個人販売者によって新品からアンティークまで、約50万点の時計が出品されている。サイト訪問者数は月間約900万人で、新規ユーザー数が前年比で140%増となるなど拡大を続けている。
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世界ブランドランキングでは、「ロレックス(ROLEX)」がシェアを落としながらも前年から引き続き首位を堅持し、2位に「オメガ(OMEGA)」、3位には日本ブランドの「セイコー(Seiko)」が入った。上位3位については2021年から変化はなかったものの、前年度に続き、2021年には10位圏外だった「スウォッチ(Swatch)」が今年はさらに順位を上げ4位にランクイン。昨年3月に発売されたオメガとのコラボレーションモデル「ムーンスウォッチ(MoonSwatch)」がこの結果を牽引した。国別のランキングでは、全体的にセイコーがシェアを伸ばし、特にフランスでは首位のロレックスと僅差で2位に入った。
モデル別ランキングでは、例年同様、オメガの「シーマスター」が今年も1位となり、2位にロレックス「デイトジャスト」、スウォッチのムーンスウォッチが3位に入る結果となった。また、日本では「パテックフィリップ(Patek Philippe)」の「カラトラバ(Calatrava)」など、グローバルのランキングにはランクインしなかったモデルが例年上位に入っている。
ケース素材は、1位のスチール素材が70%以上の圧倒的なシェアを占め、2位には例年同様、スチール+ゴールドが入り、2021年には6位だったセラミックが順位を上げて昨年から3位にランクインした。
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