「アメリカン・エキスプレス（American Express、以下アメックス）」が、新たな個人向けカード 「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード」を発表した。2月20日の今日から新規申し込みを受け付けている。

　アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは、スタイリッシュなメタル製のカード券面を採用。裏面には「PREFERRED」の刻印を施した。従来のゴールドカード「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード」の年会費が税込3万1900円に対して、新カードの年会費は7700円高い税込3万9600円。従来のゴールドカードの新規申し込み受付を停止するが、既存会員は引き続き現在の年会費で継続利用が可能だという。

　新カードでは「使えば使うほどに人生のあらゆるシーンが輝く、令和時代の新たなゴールドカード」と位置付け、時代のニーズに合わせたトラベル、ダイニング、エンターテインメント分野の充実した特典を取り揃える。トラベル分野では、カード継続特典として年間税込200万円以上のカード利用で国内のプレミアムホテルに1泊2名が無料で宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」や、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約で利用できる1万円分のトラベルクレジットを提供。国内の厳選されたレストランが予約できるサービス「ポケットコンシェルジュ」での20％キャッシュバック（年間最大1万円）や、ラグジュアリーホテルでの食事の優待も用意する。このほか、ライブ、世界遺産、アートイベントなどカード会員限定の先行予約や貸切鑑賞の特典が利用できる。

　また、ポイントアップグレードプログラムとして、アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード®」のポイントの有効期限が無期限になる「メンバーシップ・リワード・プラス」や、オンラインショップなど対象加盟店での買い上げ金額100円ごとに3ポイントが付与される「ボーナスポイントプログラム」を参加費無料、登録不要で利用可能となっている。

　アメックスは1980年、同社が日本で発行する最初のクレジットカードとして「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード」を発行。日本で最初に誕生したゴールドカードとして知られる。アメリカン・エキスプレス 日本社長 須藤靖洋氏は「アメックスの象徴的なカードとして、誕生から40年以上にわたりゴールドカードのパイオニアとしてマーケットを牽引してきた。プリファード・カードを一人でも多くのお客様に選んで頂き、ご愛顧頂けるようなカードにしていきたい。この新しいカードとともに新しいゴールドカードの歴史を刻み、これからもカードマーケットを牽引していきたい」と意欲を示した。

　同社では近年、よりユーザーのライフステージに合ったカードを提案するべく、2022年にグリーン・カード、2023年にプラチナ・カードのリニューアルを実施してきた。同社カード事業部門 副社長 コンシューマープロダクト＆パートナーシップ担当 山本尚氏は「既存のゴールドカードの刷新という形ではなく、アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは全く新しいゴールドカード。これまでのリニューアルの知見を詰め込んだ、数年間の三部作の集大成とも言える。これからの事業を牽引していくカードになっていくと信じている」と話す。

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