「ニューバランス(New Balance)」が、中古品の回収&リセールプログラム「New Balance Reconsidered」を2月5日にスタートした。現在はアメリカ国内のみを対象としている。
同プログラムは、中古品や外観上の理由から新品として販売できないニューバランス製品の寿命を、可能な限り伸ばすための取り組みとして始動。顧客から返品または下取りした同社のシューズを検品・クリーニングした後に、「New Balance Reconsidered」の公式サイト上で割引価格で販売する。製品は、「新品同様(Like New)」、良好な状態だがかすかな使用感がある「エクセレント(Excellent)」、良い状態だがわずかな摩耗がある「非常に良い(Very Good)」の3つのグレードに分けて展開し、比較的状態の良い製品のみを取り扱っている。
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製品の下取りは郵送または米国内の一部直営店舗で受け付けており、下取り品が再販可能な製品として受理された場合は、元の希望小売価格の5〜25%の金額のクーポンを発行。クーポンは、ニューバランスの公式オンラインストア上で使用可能だという。現在、下取りの受け付けは8店舗のみで実施しているが、同社は今後展開店舗の拡大を目指すとしている。
米国国内ではニューバランスに先駆けて、ライバル企業の「ナイキ(NIKE)」もシューズを対象とした同様のプログラムを2023年から展開しており、フットウェア業界におけるサステナビリティ推進の取り組みが拡大している。
■New Balance Reconsidered:公式サイト(英語のみ、アメリカ国内配送のみ)
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