ギャップのロゴ
Image by: FASHIONSNAP
ギャップ社が、デザイナーのザック・ポーゼン(Zac Pozen)を同社の執行副社長と、「ギャップ(GAP)」のクリエイティブディレクターおよび「オールドネイビー(OLD NAVY)」のチーフクリエイティブオフィサーに任命した。
ザック・ポーゼンは、1980年アメリカ・ニューヨーク生まれ。パーソンズ美術大学とセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)を卒業後、2001年に自身の名前を冠したブランドを立ち上げ、多くの女優や大統領夫人らの衣装を手掛けレッドカーペットの常連として支持を得てきた。2019年に資金繰りの目処を立てられずブランドは終了した。
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ギャップ社の最高経営責任者 リチャード・ディクソン(Richard Dickson)は、ポーゼンについて「彼の技術的な専門知識と文化的な明晰さは、一貫してアメリカのファッションを進化させてきた」と評価し、「歴史あるブランドを再活性化させていく上で、彼は当社に最適な人物である」と選任理由を説明。ポーゼンはディクソンの文化的キュレーターおよびクリエイティブパートナーとして経営幹部に加わる。ポーゼンは「ギャップ社とギャップというブランドは何十年もの間、アメリカのファッションとポップカルチャーを形成してきた。 そして、オールドネイビーには多くのポテンシャルがある」とコメントし、ギャップ社の一員となることに前向きな姿勢を示した。同社は新たな人員体制を整え、ギャップの再活性化を目指すという。
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