花王が、茶カテキン飲料「ヘルシア」に関する事業をキリンホールディングスのグループ会社 キリンビバレッジへ譲渡することを発表した。グループで取り組む中期経営計画の目標達成に向けた構造改革の一環で、8月1日に譲渡を実行する。
ヘルシアは、体脂肪や内臓脂肪に関する花王の長年にわたる代謝研究をもとに、初めて体脂肪低減機能を訴求する特定保健用食品の茶系飲料として2003年に発売。以降、人気を集め累計31万本(2003年5月〜2023年12月)を販売してきた。しかし、市場環境が急速に変化する中、飲料事業はもとより免疫研究のリーディングカンパニーであるキリングループのもとで再出発することが最良の選択肢であると考え、今回の譲渡に至った。
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譲渡の対象は、ヘルシアブランドの茶カテキン飲料「ヘルシア緑茶」「ヘルシア緑茶 うまみ贅沢仕立て」「ヘルシアウォーター」「ヘルシアmyリズム スパークリング」「ヘルシア 茶カテキンの力 緑茶風味 30本」の5製品8品種(特定保健用食品および機能性表示食品)に関する事業。
■花王:公式サイト
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