完成予想パース(左)・断面イメージ(右)
Image by: 平和不動産
平和不動産などが参画する札幌駅南口の市街地再開発組合が1月29日、JR札幌駅南口に建設予定の複合高層ビルの計画概要を公開した。同ビルは、2009年に閉店した西武百貨店札幌店の跡地を含む「北4西3」地区に建設予定で、2024年に工事着手、2028年に竣工を予定している。
同ビルは北5条・手稲通りと札幌駅前通りの交差部に位置し、延床面積は約20.3万平方メートル。地上32階、地下7階のフロアには、商業・業務・宿泊滞在機能を整備する。複合高層ビルの施行により、札幌の玄関口のシンボルとして新たな賑わいと魅力を創出していくという。
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ビル建設事業は、地下鉄南北線さっぽろ駅の改修工事と一体的に進行。南北線さっぽろ駅の機能拡張を図るとともに、街区内外をつなぐ地下歩行者ネットワークを整備し、駅周辺の交通利便性と回遊性の向上を目指すという。また、同事業を通じてCO2削減など札幌都心における環境負荷低減の取り組みを行うほか、災害時に業務継続に必要なエネルギーを供給する「業務継続地区(BCD)」の形成も図る。
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