H&Mのロゴ
Image by: FASHIONSNAP
H&Mが子役モデルを起用し、オーストラリアで展開したキャンペーン広告が、「小児性愛につながる」といった批判を受けて取り下げられたと複数の海外メディアが報じた。
報道によると、H&Mは1月22日に「Make those heads turn in H&M’s Back to School fashion(H&Mの『バックトゥースクールファッション』で注目を集めよう)」といった文言とともに、ワンピースを着用した2人の少女がピンク色の空間でバッグを持つヴィジュアルをSNSに投稿。しかし、ピンクの配色や、「制服姿で振り向かせよう」といったニュアンスが小児性愛を想起させるとし、ユーザーから「子どもたちを性的に虐待している」「不適切だ」といった多くの声があがり、広告は削除された。H&Mは「今回の広告により不快感を感じた方々に深くお詫び申し上げる。今後の広告の方向性について検討する」と謝罪したという。
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H&Mは、2018年に「coolest monkey in the jungle(ジャングルで一番クールなサル)」といった文字が書かれたスウェットシャツを黒人少年モデルに着用させたことが「人種差別的だ」と非難され広告を削除。南アフリカの複数の店舗が襲撃され、店舗を一時閉店するなど物議を醸した。
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