養老孟司氏を起用したヴィジュアル
Image by: ササキ サトル
デザイナー佐々木悟が、メンズブランド「ササキ サトル(SASAKI SATORU)」を2024年秋冬シーズンに始動する。ファーストコレクションのヴィジュアルモデルには東大医学部名誉教授の養老孟司氏を起用した。
佐々木悟は、兵庫県神戸市を拠点に活動。2019年にウィメンズブランド「サトル ササキ(SATORU SASAKI)」を立ち上げ、2020年春夏シーズンにファーストコレクションを発表した。
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今回立ち上げたメンズブランド「ササキ サトル」は、「PERFECT IMPERFECTION=完璧な不完全さ」をブランドコンセプトに掲げ、普遍的な衣服にあえて不規則なデザインを落とし込んだアイテムを展開する。
ファーストコレクションのコンセプトは「素粒子の集合と波動により全ての物質は物質化されている」。佐々木の叔父が描いた無数のドットで自然や人を表現したペインティングをベースにコレクションを製作したという。素粒子は、尾州や兵庫県西脇市で生産したオリジナルファブリックや数珠モール糸を用いたニットで表現し、配色を部分的に変えている袖口ボタンホールなどで不完全性を表した。このほか、リベットやパッチポケット、コインポケット、ボタンフライなどジーンズのディテールをデザインしたスラックスを展開する。
メインヴィジュアルの養老孟司は、佐々木が影響を受けた人物。不完全さを許容するという意味を込めたコンセプトの通り、「年齢を重ねることの肯定的思考」を伝えたいという思いから起用に至ったという。
◾️Instagram:sasaki_satoru_official
養老孟司氏を起用したヴィジュアル
Image by: ササキ サトル
Image by: ササキ サトル
Image by: ササキ サトル
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