LVMHがゴールドパートナーに、大阪・関西万博「フランス館」の概要発表
Image by: ©Coldefy, Carlo Ratti Associatti, RIMOND Japan KK
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LVMHがゴールドパートナーに、大阪・関西万博「フランス館」の概要発表
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2025年の大阪・関西万博のフランス館の建築やテーマ、イベントプログラムの概要が発表された。スポンサーとして、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンが大阪・関西万博および同館のゴールドパートナーを務める。
同万博は「明日の社会をデザインし、未来の生活を想像する」をテーマに、2025年4月13日から10月13日までの期間に開催を予定。今回発表されたフランス館では「愛への讃歌」をメインテーマに、フランスのサヴォアフェールやイノベーションなどを来場者が建築や展示スペース、プログラムを通して、没入感とともに体験できる場を提供するという。
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フランス館の建築は、Coldefy & Associés Architectes UrbanistesとCRA-Carlo Ratti As-sociatiが共同で設計。持続可能で責任あるアプローチで設計を行っており、完全に再利用可能な構造や素材を採用している。建物内は、フレンチシックスタイルで装飾した大ホールをはじめ、宮崎駿監督の映画「もののけ姫」のイメージから着想を得た「アシタカが悪魔の傷を癒す」と題した巨大なタペストリーの展示や、恋人たちが小道を散歩するようにデザインした常設展示スペース、ベーカリー、ケーキショップ、ビストロ、ショップといった内容で構成する。
プログラムとしては、生活技術や芸術作品、ライブ・イマーシブ体験などを紹介する6つの企画展示と、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿って企画された12のテーマ別のセミナーや講演、上映、ショーなどの開催を予定。一連のプログラムを通して、独自のエネルギー自給と次世代の低炭素再産業化政策を享受し、高齢化などの現在の科学的・社会的課題に立ち向かう方法を知り、文化・クリエイティブ産業を含むライフスタイル分野の世界的リーダーとしても知られる国としての、フランスの経済的強みを強調することを目指すとしている。なお、同館は遠隔地やバーチャルからもアクセスが可能で、自宅や特別な専用スペースからも没入型体験を楽しむことができる。
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