TSIホールディングスが1月12日に開催した取締役会において、子会社のジャックを存続会社、スタージョイナスを消滅会社とする吸収合併を実施することを決議した。効力発生日は3月1日を予定しており、スタージョイナスは同日をもって解散する。
ジャックは「ステューシー(STÜSSY)」や「ハフ(HUF)」を、スタージョイナスはセレクトショップ「ベイト(BAIT)」などを運営している。
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TSIホールディングスは2021年から事業子会社9社を吸収合併する大規模な組織再編を段階的に実施。今回の吸収合併もその一環としており、両社の重複機能を減らし、組織構造をスリム化することで損益分岐点を引き下げるとともに、グループ全体としてのガバナンスの強化を図るという。
なお、TSIホールディングスは2022年3月を目途に他の子会社についても吸収合併を実施する予定と発表していたが、アルページュとジャックについては基盤整備と共通化が遅れていること、アンドワンダーについてはこれから育成を図る事業であり、小規模な組織による意思決定のスピードを重視する方向へ戦略の転換を検討していることからスケジュールに変更が生じているという。
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