Image by: FASHIONSNAP
不動産業を営むランドビジネスが、12月22日付で「イネド(INED)」を展開するフランドルの全株式を取得した。買収額は明らかにされていない。
フランドルは、百貨店を主要販路とするイネドや「イッツインターナショナル(I.T.'S. international)」などをはじめ、アラフォー女性を中心に大人の上質なカジュアルウェアを提案するセレクトショップ「イネドインターナショナル スーペリアクローゼット(SUPERIOR CLOSET INEDinternational)」などの事業を展開し、90店舗を出店している。2023年2月期の業績は、売上高69億8600万円(前年比17%増)、営業利益5400万円(前年比92%減)、純利益2200万円(前年比95%減)だった。
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ランドビジネスは、2023年5月に紳士服縫製のジェンツ、同年10月に婦人服縫製のサンクを子会社化し、服飾の縫製事業に参入。今春には、紳士服のオーダー事業を行う「ミケランジェロマスターピース(Michelangelo Masterpiece)」が銀座旗艦店のオープンを予定している。
同社は同旗艦店の開店とフランドルのグループ会社化により、販売網を拡充するとともに、子会社である縫製工場の高品質な製品を供給する体制が整うとしている。今後は、ミケランジェロマスターピースとフランドルの企画力を活かすことにより、巨大マーケットである婦人プレタポルテ市場へ参入するという。
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