工事中の「ハラカド」(2023年5月撮影)
Image by: FAHIONSNAP
日本ショッピングセンター協会(以下、SC協会)が、「SC白書2023」を公開した。同書によると、2023年に開業したショッピングセンターは34施設で、昨年の36施設から減少した。2024年は27施設が開業する予定だという。
2023年に開業した主な施設は、「麻布台ヒルズ」や「東京ミッドタウン八重洲」、「三井ショッピングパーク ららぽーと門真」 と「三井アウトレットパーク 大阪門真」などがある。新規開業したショッピングセンターの平均店舗面積は1万7168平方メートルで、2022年の1万7247平方メートルと比較すると縮小したが、平均テナント数は変わらず48店だった。建て替えや建物の老朽化、売上不振により閉業したのは38施設。2023年末のショッピングセンターの総数(速報値)は3129施設となり、2022年末と比較して4施設減少した。一方で、関東・甲信越地域では昨年の12施設と比較して14施設に増加した。
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2024年には東急不動産の手掛ける商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」や複合施設「Shibuya Sakura Stage」のほか、三井不動産による東京オリンピックの選手村の敷地内に立地する商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」がオープンする。開業する27施設のうち、東京都と神奈川県では各4施設がオープンする予定だ。
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