Image by: ©ISAO NEGISHI
山形の老舗ニットファクトリー米富繊維が、スパイバー(Spiber)の「ブリュード・プロテイン繊維(Brewed Protein繊維)」とコラボレーションしたニットウェア2型を発売する。12月16日と17日に米富繊維本社工場内のヨネトミストア(Yonetomi STORE)で、12月22日から24日までtefu yoyogiueharaに出店するポップアップストアで先行販売し、2024年秋冬から本格的に国内外で展開していく計画だ。
米富繊維とスパイバーは、2019年から共同製品開発パートナーシップを結び「ブリュード・プロテイン繊維」を活用した様々な製品開発に取り組んできた。今回同素材を使用し、編立、縫製、染色・加工において山形ニット産地の技術を結集したニット製品を開発。糸は、ウール70%、ブリュード・プロテイン繊維30%を紡績したものを使用し、12Gのミドルゲージ編機で柔らかな風合いに編み上げた。糸へのダメージが少ない製品染を採用し、色による風合いや染色浸透度、縮率の差を計算しながら、量産商品としてのクオリティを一定に保つ調整を施したという。クルーネックとタートルネックの2型を展開し、それぞれ6色ずつ用意。価格はクルーネックが各4万1800円、タートルネックが各4万2200円(いずれも税込)。
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ブリュード・プロテイン繊維は、植物由来のバイオマス(有機性資源)を主な原料とした人工タンパク質素材。地球上に存在するタンパク質を発酵させて原料を生産できるため環境負荷が小さく、従来の合成素材に代わる次世代のマテリアルとして期待されている。
◾️先行販売
・Yonetomi STORE
販売期間:2023年12月16日(土)、17日(日)
会場:米富繊維株式会社本社工場内
所在地:山形県東村山郡山辺町大字山辺 1136
・Yonetomi POP UP STORE
販売期間:2023年12月22日(金)〜12月24日(日)
会場:tefu yoyogiuehara
所在地:6 東京都渋谷区西原 3-1-10
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