Image by: FASHIONSNAP
佐賀県唯一の百貨店「佐賀玉屋」が、京都府の不動産会社さくらをスポンサーに迎え、リニューアルを実施すると発表した。同社は新型コロナウイルス感染症の影響で経営状況が厳しい中、本館において耐震改修が必要であると診断され、再建に向けて新たなスポンサーを探していた。
佐賀玉屋は、1806年創業の荒物商を祖業とし、1933年に九州で5番目の百貨店としてオープン。1965年に呉服町から現在の所在地である中央⼤通りへ新築移転した。12月11日時点で佐賀県内では唯一日本百貨店協会に加盟している百貨店となっている。
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今後は新たなスポンサーであるさくらとメインバンクである佐賀銀行の支援を受けて、本館の建て替えと南館のリニューアルを実施する予定。スケジュールについては決定次第告知するという。複数媒体の報道によると、屋号は継続する方針で、パートを含む従業員およそ140人の雇用も維持する。
なお、佐賀玉屋友の会の会員、お買物券、商品券、お仕立券、タマヤポイント・スタンプカードなどはこれまで通り利用できる。
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