ミシェル・ガス氏
Image by: リーバイス
リーバイ・ストラウス(Levi Strauss & Co.、以下リーバイス)が、現社長のミシェル・ガス(Michelle Gass)氏がCEOに就任する人事を発表した。役職の引き継ぎ日は2024年1月29日。現CEOのチップ・バーグ(Chip Bergh)氏は2024年4月まで取締役副会長を務めた後、2024年度末まで上級顧問として会社に留まる。
ガス氏はStarbucks EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)の社長を務めた後、2013年に2013年に大手百貨店のコールズに入社。2018年に同社のCEOに就任し、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンのグループ会社で化粧品小売店のセフォラ(Sephora)との提携などを進めた。今年1月にリーバイスの新社長に着任。同社は社長就任時からバーグ氏の後任としてガス氏を起用する方針を示しており、今回のCEO交代は既定路線だった。
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リーバイスが10月に発表した2023年6〜8月期の売上高は、アメリカでの販売不振を受け前年同期比0.4%減の15億1100万ドル(約2166億7588万円)。営業利益率は2.3%で新型コロナウイルスの感染拡大により赤字となった2020年3〜5月期以来、13四半期ぶりの低水準となり、同社は2023年11月期の業績予想を下方修正している。
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