新素材「デューエイト」を使用した製品
Image by: 東レ
東レが、優れた撥水性能をフッ素フリーで実現した撥水ストレッチテキスタイル「デューエイト(DEWEIGHT)」を開発した。2025年春夏シーズンに向けた展開を予定しており、2025年度に20万メートル、2027年度には50万メートルの販売を目指すという。
同素材は、体に蓄積する有害性が指摘されているフッ素系(PFAS)撥水剤での加工を施すことなく、天然素材がもつ構造を参考にした特殊な凹凸のある「マルチラフネス構造」によって高い撥水性を生み出した環境配慮型撥水加工素材として開発。蓮の葉や蝶の羽などの表面に見られるサイズの大きい凹凸の上に微細な凹凸が形成されている構造を、複合紡糸技術「ナノデザイン(NANODESIGN®)」による繊維断面の精密な制御と、2種類のスパイラル構造を発現させる特殊な高次加工技術によってテキスタイルの表面に形成することで、優れた水滴除去性を実現した。また、撥水性に加えて、適度なストレッチ性や天然素材のようなナチュラルな質感、肌離れの良いさらっとした着心地を兼ね備えており、アウターからボトムスまでタウンユース向けの衣料に幅広く適した素材に仕上げた。
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同社は、気候変動やライフスタイルの多様化によるニーズの変化に応えるため、今後は長時間の雨などの過酷なシーンにも対応する防水・防風機能を備えた防水透湿素材の開発も視野に入れているという。
新素材「デューエイト」を使用した製品
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デューエイトを使用した製品
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デューエイトを使用した製品
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デューエイトを使用した製品
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デューエイト製品を着用した、東レキャンペーンガールの間瀬遥花
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テキスタイル外観
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テキスタイル表面
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糸束断面
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