伊藤忠商事が、保有ブランドの「アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」について、ベイクルーズと日本におけるアパレルに関するライセンス契約とブランドストア展開に関する独占契約を締結した。
ベイクルーズとの契約締結に伴い、日本国内のアパレルとブランドストアの全体ディレクションにセレクトショップ「シンゾーン(Shinzone)」の創設者である染谷真太郎を起用。50年前から変わらない「アウトドア愛好家に好まれる日用品」をキーワードに、「シンプルかつスタンダードで人々の日常を支えるアパレル・日用品のコレクション」を追求していくという。また、2024年春夏シーズンからは、ファッション感度の高い層をターゲットに、ブランドのフラッグシップストアに加え、駅ビルやショッピングモール業態への出店を開始する。
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伊藤忠商事は、2012年11月にアウトドアプロダクツの日本・韓国・中国を含む19地域における商標権を取得。現在はアジア18地域を含む33地域に幅を広げ、日本とアジアを中心に展開している。アウトドアプロダクツのブランド創設50周年となる今年は、韓国でもカジュアルファッション小売企業Wonderplaceの転換社債を引き受けてブランドストア出店やマーケティングに積極的な投資を行うなど、日本と韓国でのブランディングを強化し、アジア全域でのビジネス拡大を進めることで、5年後に小売上代ベース500億円の売上を目指すという。
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