「GQ JAPAN」が、2023年に各分野で活躍した人々を表彰する「GQ MEN OF THE YEAR 2023」を発表した。今年は役所広司や安藤サクラ、山田裕貴、新しい学校のリーダーズ、お笑い芸人のヒコロヒーなど計11組が選出。ファッション業界からは「セッチュウ(SETCHU)」を手掛ける桑田悟史が受賞した。
2021年以来2度目のGQ MEN OF THE YEAR受賞となる役所は、12月22日公開の映画「PERFECT DAYS」で第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞。このほか、長年の俳優としての功績が讃えられ「レジェンダリー・アクター賞」が贈られた。授賞式にはブラックのタキシード姿で登壇し、「前回(2021年)にベスト・アクター賞をいただいた時は、授賞式に参加することができなかったので、今回参加することができて感動しています」と話した。ベスト・アクター賞に選ばれ、ブルーのドレスに身を包んで授賞式に出席した安藤は「2023年は今までになくたくさんの作品に携わることがでましたが、その数々の作品との出会いが素晴らしいものだったんだなと受賞を通して感じました。来年は自分自身の違う一面を探す一年にしたいと思います」と抱負を語った。
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役所広司
Image by: FASHIONSNAP
NHK大河ドラマ「どうする家康」や映画「BLUE GIANT」「ゴジラ -1.0」など話題作への出演が続きブレイクスルー・アクター賞を受賞した山田は、「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のセットアップを身にまとって登場。「こんなにも素敵な賞をいただけて嬉しいです。山田裕貴を応援してくれている全ての人に感謝を伝えたいと思います」とスピーチした。
山田裕貴 セットアップはメゾン マルジェラ
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「青春日本代表」をテーマにセーラー服でパフォーマンスする姿がSNSを中心に話題となり、年明けにはユニット初の武道館公演を控えるアーティスト集団 新しい学校のリーダーズは、ブレイクスルー・アーティスト賞を獲得。メンバーのSUZUKAは、「こんなにも素晴らしい賞を受賞できて胸がアツアツ。光栄の極みでございます」と喜びを語った。ブレイクスルー・エンターテイナー賞を受賞したヒコロヒーは、バーガンディのセットアップ姿で登壇。「受賞を聞いた時は、GQさんがヒコロヒーを知っているんだと驚きました。どんなに忙しくても高田馬場の雀荘で麻雀をしているので、タフさが評価してもらえたのかな」と軽妙なトークで会場を笑わせた。
新しい学校のリーダーズ
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18年目を迎えた今年のGQ MEN OF THE YEARでは、このほか、作曲家の久石譲やタイの俳優ブライト(BRIGHT)、野球選手 ラーズ・ヌートバー(Lars Nootbaar)、吉田正尚、ロックバンド Mrs. GREEN APPLEが表彰された。3月に14年ぶりの優勝に輝いた野球の世界大会「2023 WORLD BASEBALL CLASSIC」メンバーからは、ヌートバーと吉田の2人が選ばれた。
ブライト
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■受賞者一覧
レジェンダリー・アクター賞:役所広司(俳優)
ベスト・アクター賞:安藤サクラ(俳優)
ブレイクスルー・アクター賞:山田裕貴(俳優)
ベスト・アーティスト賞:Mrs. GREEN APPLE(アーティスト)
レジェンダリー・ミュージシャン賞:久石譲(作曲家)
ベスト・ベースボールプレイヤー賞:吉田正尚(野球選手)
ブレイクスルー・アーティスト賞:新しい学校のリーダーズ(アーティスト)
ブレイクスルー・エンターテイナー賞:ヒコロヒー(芸人)
ベスト・アジアン・エンターテイナー賞:BRIGHT(アーティスト/俳優)
ブレイクスルー・ベースボールプレイヤー賞:ラーズ・ヌートバー(野球選手)
ブレイクスルー・ファッションデザイナー賞:桑田悟史(デザイナー)
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