デザイナー末安弘明が手掛ける「キディル(KIDILL)」が、2024年春夏コレクションでフランスの若手ブランド「フィレオ(PHILEO)」と「ヒヅメ(HIZUME)」との初のコラボレーションアイテムを発表した。いずれも2024年1月に発売する。
キディルの2024年春夏コレクションのテーマは「HERESIE CHILDREN(異端児たち)」。「魔女」など歴史上で異端とされてきた存在と、不条理な世界に対抗しようとする現代人の姿を重ね、現代のパンクの精神として表現した。
ADVERTISING
17歳でブランドを立ち上げた現在21歳のデザイナー、フィレオ・ランドウスキ(Philéo Landowski)によるシューズブランド「フィレオ」とのコラボスニーカー(8万8000円)は、アッパーにキディルのオリジナルレオパードプリントを採用し、フィレオの新型ソールを使用。カラーはピンク、ホワイト、イエロー、ブラウンの4色を揃える。長年キディルのスタイリングを担当しているスタイリストの島田辰哉が、同ブランドのアイテムを着用していた姿を見た末安がフィレオにDMを送ったのがはじまりで、2023年秋冬コレクションのショーでは全ルックのシューズにフィレオのアイテムを採用。2024年春夏コレクションで初のコラボに至ったという。
フランスで最も優れた技術を持つ職人に贈られる、日本の人間国宝に相当する賞「フランス国家最優秀職人章(MEILLEUR OUVRIER DE FRANCE 以下MOF)」を受賞した日本人デザイナー、日爪ノブキが手掛けるハットブランド、ヒヅメとのコラボハットは、チェックのバケットハット(4万7300円)や20個限定のキャスケット(7万2600円/すべて税込)など5型を揃える。
■KIDILL:公式サイト
■PHILEO:公式サイト
■HIZUME:公式サイト
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
READ ALSO
あわせて読みたい
RANKING TOP 10
アクセスランキング
銀行やメディアとのもたれ合いが元凶? 鹿児島「山形屋」再生計画が苦境